旭川でまぶたの重さ・目の開けづらさにお悩みの方へ|アップニーク点眼による眼瞼下垂治療
2026.05.21コラム
「最近まぶたが重く感じる」
「眠そうにみえると言われる」
「目を開けるのが疲れる」
このような症状は、眼瞼下垂(がんけんかすい)が関係している可能性があります。
2026年5月15日より、日本でも「アップニーク点眼」による眼瞼下垂治療が使用できるようになりました。
アップニークは、手術をせずに“点眼”でまぶたを持ち上げる治療薬です。
この記事では、
・アップニーク点眼とはどんな治療か?
・どんな方に向いているのか
・効果や注意点
について、眼科専門医がわかりやすく解説します。
監修:十川眼科大町院 院長 中林征吾(日本眼科学会認定 眼科専門医、医学博士)
1. アップニーク点眼とは?
2. こんな症状はありませんか?
3. アップニークの効果
4. 注意点・副作用
5. 手術との違い
6. まとめ
7. 関連ページへのリンク
1. アップニーク点眼とは?
アップニークは、軽度~中等度の眼瞼下垂に対して使用される点眼薬です。
点眼することで、交感神経を刺激してまぶたを持ち上げる筋肉(ミュラー筋)を収縮させ、まぶたが少し開きやすくなります。
「切らない眼瞼下垂治療」として注目されており、手術に抵抗がある方にも選択肢となる治療です。

2. こんな症状はありませんか?
- まぶたが重い
- 目が開けづらい
- 眠そうと言われる
- 左右で目の開きが違う
このような症状がある場合、眼瞼下垂が関係している可能性があります。
コンタクトレンズ、とくにハードコンタクトレンズの長期使用などが関係する場合もあります。
3. アップニークの効果
アップニークは、点眼後にまぶたが少し持ち上がることで、「目が開きやすくなった」と感じる方が多い治療です。
効果には個人差がありますが、比較的早く変化を感じる方もいます。
ただし、すべてのタイプの眼瞼下垂に有効というわけではありません。
まぶたの状態によっては、手術が適している場合もあります。
4. 注意点・副作用
アップニークにも副作用や注意点があります。
- かゆみ
- ドライアイ
- 見えにくさ
- 眼圧への影響
上記の副作用がまれ(1%以下や頻度不明と言われます)に起こることがあります。
また、散瞳効果の可能性があるとされており、特に緑内障の方や眼圧が高めの方では慎重な経過観察が必要になる場合があります。
当院では眼科専門医、また緑内障を専門の一つとしていることもあり、眼圧も含めてしっかり確認しながら治療を行っています。
5. 手術との違い
眼瞼下垂の根本的な治療は手術です。
一方、アップニークは点眼によって一時的にまぶたを持ち上げる治療になります。
そのため、
「まずは点眼で試してみたい」
「手術はまだ考えていない」
という方に適した選択肢となります。
7. まとめ
アップニークは、点眼による新しい眼瞼下垂治療です。
手術をせずにまぶたを開きやすくできる可能性があり、「まずは負担の少ない方法を試したい」という方に適した選択肢となります。
一方で、すべての眼瞼下垂に有効というわけではなく、目の状態に応じた診断が重要です。
気になる症状がある方は、一度眼科で相談されることをおすすめします。

