ICL手術とは?|メリット・デメリットを旭川のICL認定医が解説
2026.05.21コラム
「メガネやコンタクトなしで生活したい」
「レーシックは少し不安…」
「強度近視でも手術できる?」
近年、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を希望される方が増えています。
ICLは、目の中に小さなレンズを入れて視力を矯正する治療です。
角膜を大きく削らないことが特徴で、強度近視の方にも適応する治療として注目されています。
この記事では、
・ICLとはどんな手術なのか
・ICLのメリット・デメリット
・どんな方に向いているのか
について、眼科専門医、ICL認定医がわかりやすく解説します。
監修:十川眼科大町院 院長 中林征吾(日本眼科学会認定 眼科専門医、医学博士、ICL認定医)
1. ICL手術とは?
2. ICLのメリット
3. ICLのデメリット・注意点
4. ICLはどんな人に向いている?
5. LASIKとの違い
6. 当院のICL手術について
7. まとめ
8. 関連ページへのリンク
1. ICL手術とは?
ICL(Implantable Collamer Lens)とは、目の中に小さなレンズを入れて視力を矯正する手術です。
コンタクトレンズのような柔らかいレンズを虹彩(茶色目)の後ろに挿入します。外からは全く見えません。
レーシックのように角膜を削らないため、強度近視の方に適応しやすいことが特徴です。
また、必要に応じてレンズを取り出すことができる点もICLの特徴のひとつです。

2. ICLのメリット
- 裸眼で生活できる
- 強度近視にも対応できる
- 角膜を削らない
- 見え方の質が良好なことが多い
- 必要時にはレンズを取り出すことも可能
「コンタクトレンズのわずらわしさから解放されたい」
「スポーツ時に裸眼で生活したい」
という方には最適な手術です。
-18Dまでの強度近視に対応しています。
3. ICLのデメリット・注意点
ICLは非常に満足度の高い治療ですが、手術である以上リスクや注意点もあります。
- 夜間に光がにじむ、光の輪が見える(グレア・ハロー)
- 感染症
- 眼圧上昇
- 白内障
- 定期検査が必要
夜間に光がにじむ、光の輪が見える(グレア・ハロー)症状が出ることがあります。
多くは時間経過とともに慣れていくことが多いですが、夜間運転時などに気になる場合があります。
また、ICL手術での重症な感染症は非常にまれですが、ゼロではありません。眼圧上昇や、白内障のリスクは1%以下とされています。
4. ICLはどんな人に向いている?
- 21~45歳でメガネ・コンタクトレンズをやめたい方
- 強度近視の方
- スポーツをされる方
- コンタクトレンズが合わない方
- レーシックに不安がある方
一方で、緑内障や白内障など、他の目の病気がある場合には慎重な判断が必要です。
当院では、眼科専門医として目全体の状態をしっかり確認したうえで手術の適応判断を行っています。
5. LASIKとの違い
LASIKは角膜をレーザーで削って視力を矯正する治療です。削った角膜は元には戻せないのと、程度の大きい強度近視には手術適応になりません。
一方、ICLは目の中にレンズを入れて矯正します。-18 D までの強度近視に対応しているのと、必要に応じてレンズを取り出すことができるのも特徴です。
6. 当院のICL手術について
当院では2026年春よりICL手術を開始しました。まだ症例数は多くありませんが、
2026年5月現在までに4人8眼へICL手術を行っており、すべての眼で裸眼視力1.2となっています。
術後経過も良好です。
当院の院長はICL認定医であり、適応判断から術後フォローまで丁寧に対応しております。
また、当院ではできるだけ地域の皆さまに受けていただきやすい費用設定を心がけています。
術前には適応検査を丁寧に行い、ICLが本当に適しているかどうかを慎重に判断しています。
7. まとめ
ICLは、
強度近視の方にも対応しやすい視力矯正手術です。
角膜を大きく削らないことが特徴で、
裸眼で生活したい方にとって有力な選択肢になります。
一方で、手術には適応や注意点もあります。
大切なのは、
「自分の目にICLが合っているか」をしっかり確認することです。
「ICLについて詳しく知りたい」 「自分が適応になるか相談したい」 という方は、お気軽にご相談ください。

